偏った考えを直す10の方法
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偏りを判別しましょう: 自分の問題や悲観的な考えを書き出し「10の偏った考え」のどれにあてはまるかチェックしてみましょう。書き出したりチェックすることにより、問題をより客観的に考えられるようになります。
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検証しましょう: あなたの悲観的な考えが事実であると思う代わりに実際に起こった事だけを客観的に見て下さい。 例:何一つうまくできなかったと思う時には、うまくできなかった事とうまくできた事のリストを書いてみましょう。
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基準を変えてみましょう: 自分に対して厳しく批判的ではありませんか?同じような問題を抱えている友人が同じ話をしたとしたら、何と言葉をかけるでしょうか?きっとやさしく答えるでしょう。友達に話しているように、自分に話しかけてみてください。
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実験技法: 悲観的な考えが現実に「本当」であるかどうか試してみて下さい: 例:「皆、私のこと、笑ってる」と思い落ち込んでしまったら、外に出て、回りの人間があなたの事を見て笑っているかどうか観察して見てください。「皆」は笑っていない事がおわかりになると思います。
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白黒ではなく、グレーで: 「一つダメなら全部ダメ」ではなく、0から100の物差しで自分を評価してみましょう。また、思ったほどうまくいかなかった時には、完全な失敗と考えないで、少しの成功として受け取りましょう。そして、その状況から何が学べるかを考えてみましょう。
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視察技法: 自分の考えや態度が現実的であるかどうかを友人・知人に聞いて見ましょう。 例:今度人前で話さなければなりません。あなたは、人前であがってしまう事は、異常で恥ずかしい事だと思っています。友人や知人に人前で話をする時にあがってしまった事があったか、その有無を聞いてみましょう。
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定義を明確に: ご自分の事を「バカ」だと思っているとしたら、「バカの定義」を調べて見ましょう。バカな事をする人はいても、「バカ」は存在しない事にお気づきになるはずです。
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言葉の置き換え: 感情的で批判的な言葉を置き換えてみましょう。「○○せねばならぬ」ではなく、「○○した方がいい」と言ってみて下さい。あるいは「あんな失敗してはならなかった」ではなく、「あの失敗はしない方がよかった」といいましょう。
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エネルギーの使い方: 自動的に自分は、「ダメ」と思い、全て自分のせいにする前に、自分なりに努力、貢献した事についても考えてみましょう。自分を責める為にエネルギーを使うより、問題解決の為にエネルギーを使いましょう。
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感情(勘定)分析: ある特定の感情を持つ事が、自分にとってプラスなのかマイナスなのかを分析してみましょう。 例:電車が遅れると腹が立つ。 どんなに頑張っても、いつもうまくいかない。 気が落ち込むと、ついつい食べ過ぎてごろごろしている。 いつも完璧でなければならない。
偏った考え方は、「癖」なので、必ず直ります。「なりたい自分」になり、今よりも「楽な気持ち」で毎日が送れるようにご自分を見つめて下さい。