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あなただったら、どんなカウンセラーを選びますか?

ストレスの多い社会、情報が飛びかい何を選んでよいのか迷う事が多い中で、あなただったらどんなカウンセラーを選びますか? 色々なカウンセリング組織があるので、探すのも、大変ですね。 カウンセリングに行く前に、ちょっと考えてみましょう。「良いカウンセラー」は、どんなカウンセラーでしょう?自分に合ったカウンセラーを見つけたら、たとえ遠くても、多少費用がかかっても、そのカウンセラーにかかるのが一番良いのも、分かっていますが、何を基準にしたら良いのでしょう ? まず、パッと思いつくのが、希望を与えてくれる人である事。地震があって、(自信がなくて)家(自身)が壊れてしまった時に、立直すお手伝いをしてくれる人の方が、家が壊れてこれからどれだけ大変かを説明してくれる人よりかは、いいですよね。そして、立直すときには、自分の好みを聞き入れてくれる人の方がいいですよね。お風呂場で洗濯機を使いたいのに、水回りの便利さを優先して台所に洗濯機を設置されては、困りますよね? ご主人と離婚を考えている時、結婚した理由を聞いてくれるカウンセラーは、きっと良いカウンセラーなのだと思います。それは、ご主人を選んだ状況や気持ちをきちんと把握していないと、再婚するとしても、また同じ様な人を選んでしまうかもしれないし、自分にも現在の状況の責任の一端があると分かるから。ですから、ただ友達のように、共感して聴いてくれるだけのカウンセラーだったら、やめた方がいいかもしれません。 人とうまくやれなくて、つい自分の殻に閉じこもってしまう癖があるとしたら、それがどこから来ているのかが分からないと、やめるのは難しいかもしれません。良いカウンセラーとは、人間は、状況に左右されてしまうことも、状況が人間によって影響されることも分かっている人です。この世は、一方通行ではなく、ちゃんと道は最低2つある事が分かっている人です。

失敗をしてしまった事が全部あなたの責任だというカウンセラーは、クライアント様の為に何かをしてくれる人ではありませんし、その反対に、全部相手や状況が悪いというカウンセラーも何もしてくれないカウンセラーです。前者のカウンセラーについていたとしたら、自分を責め、失敗した行動だけを改善しようとして無力感と罪悪感を感じ、もっと失敗する事が多くなるかもしれません。後者のカウンセラーについていたら、その時には慰められますが、何の改善も気づきもないままに終わってしまうかもしれません。良いカウンセラーとは、クライアント様の気持ちに耳を傾け、なおかつ客観的な意見を言ってくれる人なのかもしれません。

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